【良い動物病院、良い獣医とは?】猫飼い7年目の飼い主が本気で考えてみた

健康・病気

筆者は猫を飼い始めて7年になります。7年の間に、予防接種や去勢手術、病気などで動物病院に何度も行きました。

かかりつけの獣医さんは、近所の評判も良いです。

今回は、良い動物病院、良い獣医さんの見分け方を猫飼い7年目の飼い主が教えます。

猫にとっての病院

猫にとって病院は、怖いところです。そもそも猫は「病院は嫌なことをされる場所」と認識しているのです。当たり前ですが、病院は猫にとって良い思い出がありません。

人間でも病院が好きという人はいないでしょう。人間でも病院に行くと疲れますし、嫌なお医者さんだともう行きたくなくなりますよね。猫も同じです。できるだけ、猫のストレスを軽くできるような病院を探しましょう。

病院が違うだけで猫の寿命が変わるといっても過言ではありません。

筆者は、猫を飼い始める前に、動物病院を自分でまわり、納得できる病院を探しました。人それぞれ、条件も異なるかもしれません。

これからご紹介する条件は、筆者が動物病院を目で見て、感じたことを元に挙げています。

良い動物病院の条件

① 外観がキレイ

外装がきれいというのは、オシャレという意味ではありません。「きちんと手入れがされているか?」ということです。

病院の入り口が汚れていたり、ゴミが落ちていたりするということは、「外装にまで気を配る余裕がない」ということです。お金をかけていなくても、きちんとした病院は手入れが行き届いています。

また、病院の窓などにポスターが貼ってあることもありますが、新しいポスターに貼り替えられている病院は良いと思います。いつのポスターなのかわからないものだったり、貼っているセロテープが黄ばんでいたりと外から見たときに、キレイだと思えない病院は避けた方が良いです。

② 病院内が清潔

外観と同様、「手入れしてあるか」がポイントです。古くから経営している動物病院もありますが、良い動物病院は手入れが行き届いているため清潔です。

病院ですから、不潔な場所だとどんな病気になるか心配になりますよね。壁に貼ってあるポスターやちらしもチェックしましょう。

定期的に貼り替えられていたり、貼り直しをされていたりしているのであればOKです。

③ 看護師の応対

筆者は、猫を迎える前に病院をチェックしました。初めて猫を飼うので、料金などの確認と外観、病院内の雰囲気をチェックするためです。

そこで、「避妊手術の料金」や「予防接種の料金」などを質問しました。その場では、たいてい受付の看護師さんが質問に答えてくれます。看護師さんの質問に対する応対の仕方をチェックしました。

ある動物病院は、面倒くさいという顔で一応答えてくれました。別の動物病院は、質問に答えるだけでなく、「手術の時期」や「予防接種の回数」も答えてくれました。筆者は、後者の動物病院に決めました。

飼い主は「猫を初めて飼う」ということも伝え、長くお世話になることになるので、確認したいと来院したことも伝えてあります。この飼い主の不安や疑問に、寄り添った対応をしてくださるというのは重要です。

獣医さんと看護師さんの会話にも良い病院かチェックするポイントがあります。

看護師さんが獣医さんに対して敬語を使わない病院は、避けた方が良いです。治療のときは、獣医さんの指示で、看護師さんが治療のサポートをしてくれます。獣医さんと看護師さんの関係性が「看護師さんが上」になっていると、統制がとれず、獣医さんが指示を出せないという場合があるのです。

④ 料金設定

動物病院の料金設定は、人間とは違います。経営者が自由に設定してもよいので、同じ治療を行ったとしても、安い病院と高い病院があります。

例えば、去勢手術ですが、10000円~20000円と言われます。野良猫の保護をしての去勢手術は、5000円で行うと設定している病院もあります。

暗黙の了解で、おおよその治療費は平均くらいに設定されていることが多いですが、中には非常に高額に設定している病院もあります。必要のない薬やサプリを購入させるような「営利目的」の病院も存在します。

かかりつけの病院を選ぶときには、あらかじめ料金設定を確認することが必要です。

⑤ 立地

今までご紹介した良い病院のポイントをすべて満たしていても、自宅から遠方の病院だと緊急で診てもらいたいときに困ります。車で通う場合にも猫にとっては、ストレスになることもあります。

なるべく自宅に近い場所で、良い病院を見つけましょう。

良い獣医さんの条件

① 飼い主の話をよく聞いてくれる

良い獣医さんは、飼い主の話をよく聞いてくれます。反対に、飼い主さんの話を遮ったり、聞いてくれずに一方的に話をしたりする獣医さんは避けた方がいいでしょう。

また、飼い主にわからない医学的な専門用語を多用する獣医さんはおすすめしません。

② 治療の内容や理由を説明してくれる

なぜその治療を行うのか、検査が必要な理由をしっかりと説明してくれる獣医さんは良い獣医さんだと言えます。

また、その治療内容についてのメリットだけでなくデメリットも説明があるというのは、良い獣医さんかどうかを見分けるポイントです。あくまでも決断は「飼い主」であるということを理解しているのであれば、詳細な説明をするはずです。

最善の方法を獣医さんと飼い主で話し合いながら進めるのがベストです。納得しない治療を推し進める獣医さんは避けた方がよいでしょう。

③ 動物に対しての接し方が良い

猫にとって、病院は決して楽しい場所ではありません。獣医さんの猫への接し方で、その後の猫のストレスのかかり方も変わってくることもあります。

猫に安心させるように話しかけたり、猫を丁寧に扱っていたりする獣医さんは、良い獣医さんです。

獣医なので当たり前ではありますが、その当たり前のことに、獣医さんの人間性も出ています。

④ 飼い主の気持ちを汲み取ってくれる

猫だけでなく、飼い主も猫が病気やケガで、病院に行くということは不安です。病気が治るのかどうか、ケガから回復して元気になるかどうかは、飼い主さんなら心配するでしょう。

そんなときに、飼い主の気持ちを理解し、安心させてくれる獣医さんは良いでしょう。

大げさに寄り添う必要はありませんが、飼い主の気持ちに配慮した言葉を使うだけでも、飼い主としては安心できます。

夜間や休診の時の病院

かかりつけの病院は、飼い始める前にリサーチしていても、夜間や休診のときにかかる病院をリサーチしておくという飼い主は少ないかもしれません。実際、筆者も飼い始めて半年後、大晦日の夜に1匹が急に嘔吐を繰り返し、慌てて夜間の病院をインターネットで調べて、往診に来てもらったことがあります。

かかりつけの病院にも、ほとんどの病院は休診日があるでしょう。診療時間が24時間という病院は、ほぼないでしょう。

しかし、病気やケガは急に起こるものです。急いで病院に連れていきたいのに、かかりつけの病院は休診で症状が悪化する・・・なんてことは避けたいものです。

夜間に自宅に来てくれる獣医さんもいますし、夜間専門で診察してくれる病院もあります。かかりつけの病院の他にもう2件くらいは、良い動物病院を確認しておくことをおすすめします。

夜間や休診のときだけの利用だけでなく、セカンドオピニオンの病院としても利用できますので、ぜひ良い病院をリサーチしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

7年間猫を飼っていますが、筆者の近所の動物病院は、今までご紹介した条件をすべてクリアしています。

もちろん、飼い主さんと獣医さんや看護師さんとの相性など、ここに挙げた条件以外にもポイントになる条件は、人によっても違います。

良い病院であるかどうか、良い獣医さんかどうかを、飼い始める前から見分けておきましょう。飼い始めてから以降も、病院が猫に合っているかも確認が必要です。

猫には、病院は嫌な場所ではありますが、切っても切れない関係です。猫にとって、飼い主にとって、最良の病院と最良の獣医さんを見つけましょう。