【19歳】アメショー飼い主さんに聞く『猫を長生きさせる秘訣』とは?

健康・病気

ペットは大切な家族の一員、猫カフェブームなどの影響もあり、最近では猫と一緒に生活している人はとても多いですよね。

とても悲しいことですが、ペットはわたしたち人間より先に寿命がきてしまいます。

できるだけ元気で長生きしてほしいと願う気持ちは、飼い主さんならみんな持っているものですが、猫が長生きするための秘訣はあるのでしょうか?

今回は、人気の猫種アメリカンショートヘアの、長生きさせる秘訣や、上手な飼い方についてお話しします。

アメリカンショートヘアはこんな猫!

「アメショー」の略称で呼ばれることの多いアメリカンショートヘアは、愛らしいルックスと飼いやすさで、ペットショップでもとても人気のある猫種です。そんな人気のアメリカンショートヘアとは、いったいどんな猫なのでしょうか?

まずは、アメリカンショートヘアの歴史や特徴について、簡単にお話しします。

歴史はアメリカ開拓時代にさかのぼる

アメリカンショートヘアの先祖は、イギリスのブリティッシュショートヘアという猫種だといわれています。

17世紀にアメリカへ向けたメイフラワー号が出航したとき、船内を荒らすネズミ駆除のため、アメリカンショートヘアが一緒に乗船したという記述があります。アメリカでは「ワーキングキャット」とも呼ばれ、開拓時代はネズミハンターとして随分重宝されていたそうです。

その後品種改良が重ねられ、1966年にアメリカンショートヘアとして登録されて、日本には1980年以降に入ってきた猫種です。

しま模様とお腹のうずまきがトレードマーク

アメリカンショートヘアの外見的特徴は、なんといっても独特の美しいしま模様。

グレーのトラ猫模様に似た毛並みのシルバータビーは、クラシックタビーとも呼ばれ、アメリカンショートヘアと聞かれたらこちらを想像する人がほとんどだと思います。割合からすると少ないですが、毛色が茶色のブラウンタビーという種類もいて、どちらも根強いファンが多いです。

また、お腹にうずまき模様があるのも特徴で、コンテストでは模様のきれいさを見ることもあります。

人懐っこく好奇心旺盛な性格、いたずらも大好き!

アメリカンショートヘアは好奇心旺盛で人懐っこい性格で、運動能力も高く活発な猫だといわれています。

人懐っこくなんにでも興味を持つ子が多いので、いたずらも多くやんちゃな一面には手を焼くこともあるかもしれませんが、一緒に遊びたいという飼い主さんにはぴったりです。

しかし、筆者であるわたしが暮らしているアメリカンショートヘアは、子猫時代から小さな物音でもビクビクしてしまう小心者と、高いところへのジャンプが苦手な運動音痴の2匹なので、個体差や性格の差は大きいのかもしれませんね。

アメリカンショートヘアの寿命とかかりやすい病気

猫に限らずペットを飼うということは、命を預かり共に生きていくということ。

猫と暮らす生活は楽しいものですが、時には病気になったり怪我をしたりすることもあります。猫の寿命が来るその日まで、しっかり面倒を見る心づもりをするためにも、おおよその寿命や、かかりやすい病気についても知っておくことが大切です。

ここでは、アメリカンショートヘアの寿命や、かかりやすい病気についてお話しします。

アメリカンショートヘアの平均寿命はどれくらい?

アメリカンショートヘアの平均寿命はだいたい13歳くらいといわれており、人間に当てはめると70歳くらいになります。猫の平均寿命は、およそ15年程度といわれているので、猫全体から見ればほんの少し寿命が短いといえるかもしれません。

一般的には、雑種に比べて純血種の方が短命だとされていますが、アメリカンショートヘアは比較的遺伝的疾患を少ないため、純血種の中では寿命が長い方に分類されます。

寿命については個体差や施設環境の影響も大きく、中には20歳を超えたアメリカンショートヘアもいるそうです。

アメリカンショートヘアのかかりやすい3つの病気

① 糖尿病

人間と同じく猫も糖尿病にかかり、その症状も人間同様インスリンの分泌量が減少したり働きが低下したりします。要因の多くは遺伝的なものですが、その他にも肥満・ストレス・妊娠・感染症などによっても発症するといわれています。

糖尿病にかかると水を大量に飲むようになり、おしっこもたくさんします。頻繁にトイレに行くようになったり、おしっこの量が増えたりした場合は、早めに獣医さんへ連れていきましょう。

② 心筋症

心筋症とは心臓部分の動脈に血栓ができ、詰まりを起こすことで起きる病気です。死亡するケースが多い病気で、心筋症にかかると食欲不振や呼吸困難を引き起こします。

猫が急に口を開けて呼吸をするようになったり、呼吸が荒くなったりした場合は、夜間であっても迅速に動物病院へ連れて行きましょう。

③ 急性腎不全

腎臓疾患は猫に多い病気の一つですが、中でも急性腎不全は急激に腎臓の働きが低下するものです。短い時は数時間から数日で腎臓の機能が低下し、下痢・嘔吐・脱水症状などを引き起こします。症状が軽い場合は投薬や食事療法で改善しますが、重症化すれば人工透析が必要になる場合もあります。

尿結石が原因となる場合が多いため、おしっこの匂いや回数は普段からチェックする習慣をつけておきましょう。

頻繁にトイレに行くようになったり、おしっこがキラキラ光っていたりする場合は要注意、なるべく早めに動物病院へ連れて行きましょう。

猫を長生きさせる秘訣・普段から気を付けることとは

先ほどアメリカンショートヘアの平均寿命は13年程度とお話ししましたが、個体差や飼育環境によっても大きく変わります。個体差によるものは変えることができませんが、飼育環境や健康管理は飼い主さんの意識で変えることができます。

ここでは、猫を長生きさせるための秘訣ともいえる健康管理の方法や、おすすめの飼育環境についてお話しします。

アメリカンショートヘアは室内飼いがおすすめ

ペットフード協会の調査によると、日中外に出る猫と完全室内飼いの猫では、室内飼いの猫の平均寿命が約3年長いと報告されています。外に出れば交通事故の危険や、怪我や交尾が原因となって起こる細菌やウイルスの感染などの可能性も高くなります。

アメリカンショートヘアは、猫の中でも特に好奇心旺盛なため、慣れない外へ出てしまった場合こういった危険にさらされる可能性も高いです。

怪我や病気を防ぐためにもできれば完全室内飼いがおすすめですが、猫は外が好きなので、ベランダに遊ぶ場所を作ったり、 風の通る窓の近くでくつろげる場所を用意したり、ストレスがたまらないように飼い主さんが工夫してあげるといいですね。

信頼できるかかりつけの獣医さんをみつけよう

動物病院で診療にかかる費用は、病院によって大きな差があり、使用する薬や治療方針もまちまちです。

猫に限らず動物は「痛い」「苦しい」と言うことはできないので、飼い主さんがしっかり健康管理をするとともに、信頼できるかかりつけの獣医さんを見つけておきましょう。

大きな手術になれば費用もかかるので、ペット向けの医療保険に加入したり、毎月少しずつお金を積み立てたりして備えておくのも大切です。

クレジットカードや分割支払いが可能か・どのような治療方法があるかなど、なんでも相談できる獣医さんを探しておけば、いざという時とても頼りになりますよ。

毎日のスキンシップで健康チェックをしよう

人間の食事を与えないなど、普段から猫の食事に気を使うことも大切ですが、簡単にできる体のチェックをする習慣も身につけておくのも大切です。おすすめは猫と遊びながら健康チェックをする方法。

抱っこをしながら体を触って、しこりやできものがないか・痛がるところがないかをチェックするといいでしょう。猫が痛がる様子を見せたり、気になるしこりを見つけたりした場合は、状況により獣医さんへ連れて行きましょう。

遊びながら猫の健康チェックをすることは、病気の早期発見にもつながります。毎日5分くらいの短い時間でできるので、やっていない人はぜひ今日から始めてみてください。

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2018.07.19

19歳と15歳、我が家のアメショーに思うこと

筆者である私が一緒に暮らしている、2匹のアメリカンショートヘアは19歳15歳、人間でいえばかなり高齢のジジババコンビです。年齢なりに耳が遠くなったり、足腰が弱くなったり、目が少し悪くなったりということはありますが、まだまだ元気で毎日いたずらをしています。

小さな時からしょっちゅう獣医さんへ通っていた19歳の女の子、喘息持ちの15歳の男の子、正直手もかかるしお金もかかりますが、かけがえのない私の家族です。

当たり前のことですが、ペットが頼りにできるのは飼い主さんしかいません。健康管理も動物なりの気持ちも、できる限り理解しようとする気持ち・行動が大切ではないかと思っています。

「ずっと一緒にいようね」と家族に迎え入れた2匹には、まだまだ長生きしてほしい…それがわたしの毎日願っていることです。