『母猫が恋しい?』子猫が鳴きやまない4つの理由と飼い主に出来ること

猫の基礎知識

子猫が鳴きやまないことはよくあります。

でも、夜中ずっと鳴き続けると、近所迷惑でトラブルになったり、飼い主自身が寝不足になったりする心配があります。

今回は子猫が鳴きやまない理由と飼い主ができることをまとめます。

① ストレスや不安

ストレスや不安から鳴く子猫は多いです。もともと猫は環境の変化を嫌う生き物です。

もらわれてきたばかりの子猫は、母猫や兄弟猫たちと離され、知らない人(飼い主)に頼るしかありません。野良猫を保護した場合は、自由に動き回れた環境から、ケージの中の環境に急に変わることになります。

飼い主の留守が多い場合は、離れることに対しての不安から鳴き続けることもあります。これを分離不安症といいます。

飼い主ができること

ストレスや不安を少しでも和らげてあげましょう。

少しでも前と同じ環境に近づけてあげることで安心し、遊ぶことでストレス解消になります。

  • 母猫や兄弟猫の匂いのついているものをベッドに入れてあげる
  • 今まで使っていたトイレや同じフードを与える
  • 寝る前には毎日「甘える時間」を作る
  • 上下運動を多く取り入れた遊びをする
  • ベッドは、暗い静かな場所に設置する
  • 留守にする前に、必ず声をかける

② 何かを要求している

ご飯やおやつを要求するとき、トイレが気に入らないなど、何かを要求する際に鳴き続けることがあります。

飼い主に構ってほしい、遊んでほしい場合も鳴きます。

飼い主ができること

このケースは、あえて「何もしない」ことが重要です。

かわいそうだからと要求を飼い主が叶えることで、「鳴けば要求を通せる」ということを猫は学習してしまいます。その後は、要求があるたびに鳴き続けるという悪循環になってしまうのです。飼い主としては辛いでしょうが、子猫のうちに覚えさせることが大切です。

猫は時計を見ているわけでもないのに、決まった時間にご飯を与えているうちに、同じ時間にご飯を要求するようになります。夏と冬では若干のズレはありますが、子猫のうちからご飯の時間を決めると、それ以外のときにはご飯の要求をすることはなくなります。

おやつも毎日与えるわけではなく、爪切りやお風呂、動物病院に行くなどの「猫が嫌なイベント」のときのご褒美として与えると効果的です。

トイレが気に入らない場合は、トイレの砂を変えてみましょう。また飼っている猫の頭数+1個のトイレが理想です。

  • あえて「何もしない」
  • 決まった時間にご飯を与える
  • おやつは「猫が嫌なイベント」のときに与える
  • トイレの砂を変えてみる

③ 病気やケガをしている

病気やケガをしている場合、飼い主に訴えるように鳴くことがあります。症状が目に見える場合は、わかりやすいのですぐに対処もできます。

しかし、目が見えない、耳が聞こえないなど飼い主に見えない病気やケガの場合、不安になり異常に鳴くことがあります。

飼い主ができること

猫はもともと我慢強い生き物なので、目に見えない病気やケガもひどくなるまでは、我慢している場合もあります。普段と違う鳴き声をしている場合は、注意が必要です。

なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。

  • 普段と違う鳴き声に気づく
  • 猫が我慢している場合もある

④ 発情期

子猫といっても、生まれておおよそ6カ月~12カ月くらいで発情期がやってきます。季節によって多少ずれることもあります。暖かい季節(3月~7月)くらいが発情期です。正直なところ、鳴きやまない理由は「本能だから」というしかありません。

鳴くのはメスのみですので、オスの猫は発情期でも鳴きません。オス猫の場合は、スプレー行動をし始めます。

メス猫の発情期の鳴き方は独特で、普段と全く違うことはすぐにわかります。筆者の飼っている2歳の子も1回だけ発情期がきました。びっくりするくらいの鳴き声を聞いて、すぐに発情期だとわかったくらいです。この鳴き声は1週間くらい続きます。

飼い主ができること

発情期は「本能」なので、遊んで気を紛らわしても鳴きやむことはありません。

閉じ込めたり、叱ったりすることも全く効果はありません。甘えてきたときに、撫でることで余計に刺激してしまうこともあります。

発情期に飼い主ができることは、ズバリ「避妊手術」です。避妊手術をすることで、発情期は来なくなりますので、鳴きやみます。

費用は、動物病院によっても異なりますが、おおよそ1万5千円~4万円くらいです。避妊手術は、全身麻酔をしますので、体質によっては手術ができない場合もあります。子猫が来たときに、避妊手術についても早めに相談しておきましょう。

発情期は、綿棒で刺激をすることで解消されるともいわれますが、素人がやると傷つけてしまったりすることもありますので、しない方がいいです。

  • 発情期は「本能」なので鳴きやまない
  • 避妊手術をすることで発情期はなくなる
  • 体質により手術できない場合もある
  • 綿棒での刺激はしない方がいい

さいごに

いかがでしたか?

子猫のうちに、飼い主ができることをしてあげましょう。子猫のときに学習したことは、大人になっても忘れることはありません。成猫になってから覚えさせるのは、かなり大変です。

しかし、成猫になっても鳴き続ける場合も、飼い主は根気よくできることをしてあげることで少しずつ解消できます。猫にしつけをするのは難しいですが、全くできないわけではありません。時には、飼い主が心を鬼にして無視しなければなりません。

猫のわがままに振り回されることなく、飼い主が猫にとって良い対応をしてあげることが一番重要なのです。