【1日20時間!】子猫が寝り続ける理由、病気の可能性もある?

猫の基礎知識

みなさんの飼っている猫ちゃんは1日にどれくらい寝ていますか?

猫は「寝子」という由来から、と言われるくらい本当に良く寝ます。中でも子猫は、遊んでいる途中でもスイッチが切れたみたいに、コテンと寝てしまうこともあります。

今回は子猫が眠り続ける理由、病気の可能性はあるのか?についてお伝えします。

子猫の睡眠時間はどれくらい?

猫は大きく分けて、子猫、成猫、シニア猫という年齢に分けられます。子猫は生まれてから1歳までです。成猫は、1歳~6歳です。シニア猫は、7歳以上です。

猫の平均睡眠時間は、14時間~16時間です。なんと子猫は1日に18時間~20時間も寝ています。成猫は、12時間~15時間くらいで睡眠時間は短くなります。シニア猫になると、また睡眠時間が徐々に長くなっていきます。

猫は一生のうち、2/3を寝て過ごしているのです!

猫の睡眠

猫も寝ている間は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返します。

レム睡眠は、浅い睡眠で夢をみることがあります。目を閉じていても、眼球が動いたり、尻尾が動いたりします。眠りが浅いので、名前を呼ぶとすぐに起きたりすることもあります。

反対にノンレム睡眠は、深い睡眠です。熟睡しているため、ちょっと触ったくらいでは起きない状態です。

猫の睡眠周期は、熟睡しているノンレム睡眠が6分~7分です。浅い眠りのレム睡眠が30分〜90分程度です。

熟睡している間は、なかなか起きられないので無防備になってしまいます。危険を避け、天敵に襲われないように、ノンレム睡眠が極端に短いのです。

子猫の睡眠時間が成猫に比べて長い理由

猫は、生まれて1年で大人の猫(成猫)になります。その間、身体も大きくなり、体重も増え、学習をして大人になっていきます。

子猫が成猫に比べて睡眠時間が長いのは、睡眠時に成長ホルモンが分泌されるため、長い睡眠時間が必要だからです。

猫が長い時間寝るのはなぜ?

野生の猫は、食料を調達するのに狩りをする必要があります。狩りをするエネルギーは相当なものです。

しかも、猫は長距離を走ることは得意ではありません。短い距離を走り、手早く獲物を狩る必要があります。

猫は、「薄暮(はくぼ)行動性」の動物です。そのため、朝4時くらいと夕方4時くらいに覚醒して、鳥などの獲物を狩り、食料にしています。

余計なエネルギーを使わないように、「狩り」以外の時間はほとんどを寝て過ごします。人間に飼われている猫でも、猫の本能は残っています。

1日のほとんどを寝て過ごすのは、ハンターとしてのエネルギー温存のための行動なのです。

猫の睡眠時間がいつもより長い理由

子猫もそうですが、成猫でも1日中寝ていることもあります。いつもより多く寝ているので、病気なんじゃないかと心配する飼い主さんもいらっしゃると思います。

しかし、周りの環境などによっては、1日中寝ていることは稀なことではありません。

雨が降っている

雨の日は、猫にとっても他の動物にとっても外に出ることを避けます。

猫は狩りをすることはできませんし、水が苦手という理由からもおとなしく寝ていることが多くなります。

また副交感神経も優位になりやすいため、普段よりも多く寝ている猫が多くなります。

暑い日

猫が汗をかくのは肉球からです。しかも汗をかいて体温調節することはできません。

体温が上がりすぎると熱中症になる可能性もあります。そのため、「狩り」はせずに涼しい場所で、体力を温存します。

結果として寝ていることが多くなります。

寒い日

猫は暑い地域の生き物です。そもそも寒いという状態を好みません。

また低体温になることを避けるようにしますので、丸くなって体温を保つようにします。

結果として寝ていることが多くなります。

「寝相」で病気なのかチェック

ご紹介した通り、子猫は成猫に比べるとさらに睡眠時間が長いです。日中も夜中もだいたい寝ているところを見かけることが多いので、心配になることもあるでしょう。

しかし、例え1日中寝ているように見えていてもそこまで心配する必要はありません。「薄暮行動性」なので、飼い主が寝ている間に行動している可能性があるからです。

それでも、病気かもしれないと心配になることもあるかもしれません。そんなときは、猫の寝ている「寝相」をチェックしましょう。

健康な猫の「寝相」

規則正しく寝息を立てていて、お腹がゆっくりと上下しているならば、全く問題ありません。

お腹を出してあお向けに寝ている場合は、安心しきっている証拠です。外敵が全くいない、家の中だけに見られる行動です。

健康状態も問題ありません。

病気の猫の「寝相」

子育て中の母猫以外は、基本的にずっと同じ場所で寝ることはありません。

日中、部屋の中の薄暗い場所にうずくまるように寝ているのであれば、体調が悪いと判断します。同時に、寝ているときの呼吸も不規則だったり、荒かったりする場合もあります。

また低い声で鳴く、毛並みにツヤがないなどの変化も見られます。その場合は何らかの病気を疑いましょう。

基本的に猫は痛みに強く、我慢強い動物です。ケガや病気のときは、薄暗い場所にじっとうずくまることが多くなります。じっとうずくまって、回復に努めているのです。

まとめ

シニア猫の場合は、成猫よりもまた睡眠時間が長くなっていきます。

じっと同じ場所で寝るのであれば、早めに病院に連れて行ってあげましょう。

子供が大人よりも睡眠時間が長いのは、人間も同じです。

猫でも「寝る子は育つ」ということですね。