「ピョン!」と猫が肩に乗る理由、その特徴や気持ちとは?

猫の気持ち

世の中には飼い主さんの肩に乗る「肩乗り猫」と呼ばれる猫ちゃんが存在します。

膝の上や抱っこをせがむ猫ちゃんはよく居ますが、肩に乗る猫ちゃんはなぜあえて肩に乗ることを選ぶのでしょうか。

ここでは肩に乗る猫ちゃんの特徴や気持ちを、ご紹介していきたいと思います。

肩に乗る猫ちゃんの気持ちと特徴

あえて肩に乗ってくる猫ちゃんは、何を考えてどんな気持ちなのか知りたいですよね。

言葉の通じない猫ちゃんに「どうして肩に乗ってくるの?」とは聞くことが出来ないので、その特徴や気持ちを考えてみましょう。

安心している

肩という場所は、飼い主さんの呼吸や鼓動がよく聞こえてくる場所です。飼い主さんもリラックスしているのが伝わってくるので、誰にも邪魔されることがなく猫ちゃんもリラックスすることが出来るのです。

飼い主さんと猫ちゃんとの信頼関係があってこその行動ですよね。

甘えている

飼い主さんが外出していて、家に帰ってきた途端に肩に乗ってくる猫ちゃんも居るそうです。「寂しかったよ」「おかえり~」「お腹がすいた」などのアピールを身体いっぱいに表現してくれているのかもしれません。

肩に乗ったまま飼い主さんの頭にゴンゴン頭突きをしてきたとしたら、それは猫ちゃんの熱烈ラブコールとして受け取りましょう。

所有権の主張

猫は自己主張が強く、独占欲も大きいのが特徴の生き物です。多頭飼いの場合、飼い主さんの所有争いが起きることもあるそうです。

全ての猫ちゃんが肩に乗る訳ではないので、飼い主さんの肩を制した猫ちゃんこそが勝者なのです!

その場所から自分の身体を擦り付けて、飼い主さんに自分の匂いをつけて存在をアピールします。

高いところが好きだから

猫という生き物は、本能的に高い場所を好みます。よく猫同士の喧嘩で、上から相手を見下す猫ちゃんと下から相手を見上げる猫ちゃんを見たことはありませんか?

猫の世界では、高い場所から見下ろした者が優位に立てるのです。上から下を見渡せて、大好きな飼い主さんのそばに居られる場所なんてそうそうないですよね。

このような特徴からも、肩に乗るという行動は、猫ちゃんにとって理に適っていると言えるでしょう。

寒いから

沢山の暖かそうな毛を身に纏っている猫ちゃんですが、実はとっても寒がり。冬になれば暖かくて安心出来る場所を常に探しています。

しかし飼い主さんが家事などで動き回って相手をしてくれないと、飼い主さんで暖を取るつもりだった猫ちゃんに残された選択肢は肩しか残っていないのです。肩であれば、猫ちゃんは寒くもなければ飼い主さんの傍に居ることが出来るので、一石二鳥なのです!

飼い主さんにとっては、肩と首だけで猫ちゃんを支えないといけないので、かなりの疲労をともないますが、自分のことを好いてくれている気持ちが伝わってくるので、疲労よりも嬉しさが勝ることでしょう。

肩に乗ってきやすい猫ちゃんの種類や特徴

肩に乗る生き物と言うと、風の谷のナウシカや天空の城のラピュタのキツネリスを思い出しますが、キツネリスは本来人間に心を開かない生き物であり、身体は小さいが警戒心が強く気性が荒い一面も持ち合わせていました。

なんだか猫ちゃんに似てますよね?

信頼関係が築かれていない中で、猫ちゃんが自ら肩に乗ってきてくれることはないでしょう。それでは肩に乗ってきやすい種類の猫ちゃんは存在するのでしょうか。

ロシアンブルー

美しいグレーの毛並が人気のロシアンブルー。肩に乗ってくれただけで、絵になる猫ちゃんです。

全てのロシアンブルーが肩に乗る訳ではないですが、肩に乗る理由があると言われています。それは飼い主に忠実で人見知りが激しく、神経質な性格が特徴です。ですので飼い主さんとの信頼関係が圧倒的に強いのです。

飼い主さんのそばに常に居るためにも、肩に乗ることを覚えたのかもしれませんね。

茶トラ(日本猫)

オレンジの毛並が柔らかい雰囲気の茶トラは、甘えん坊の猫ちゃんが多く、常に飼い主さんにべったりです。本や映画化もされた、イギリスの有名な猫『ボブ』をご存知でしょうか?

この猫ちゃんも肩乗り猫として認知されており、綺麗な毛並の茶トラなのです。

その他短毛種の猫

短毛種の猫ちゃんは、長毛種の猫ちゃんと違って活発で元気いっぱい。利口で社交的な短毛種の猫ちゃんは、一度覚えたことを気に入れば何度でもチャレンジをします。

肩に乗った感覚を居心地がよく気持ちいいと感じてくれれば、何度でも繰り返し行動に移すことでしょう。

猫ちゃんに肩に乗ってもらうには

うちの子は全く肩に乗ってくれない!猫が肩に乗るようになる方法なんてあるの?こんな風に思っている飼い主さんに朗報です。

一度も肩に乗ってくれなかった猫ちゃんも、あなたの頑張り次第で肩に乗ってくれるかもしれません。しっかりとポイントを押さえて是非チャレンジしてみてくださいね!

子猫のときから慣れさせる

身体が小さく、恐怖心が薄い幼少期のときから慣れさせてあげるのが、肩乗り猫になってくれる一番の近道と言えます。

安全な場所と理解してくれれば、大人になっても抵抗なく乗ってきてくれるでしょう。

寒い季節にチャレンジする

人肌恋しい季節はぬくもりを求めて飼い主さんに近づいてきたらチャンスです。まずは座ったままの状態で膝に乗せて暖めてあげたあと、ちょっとずつ位置をずらして肩に乗せ、飼い主さんは立ちあがって様子を見てください。

猫ちゃんが暖かさをしっかり感じとってくれたのなら、次回からは自分で好んで肩に乗ってきてくれるかもしれません。

高いところに居る猫ちゃんのそばで待つ

家の中の高い場所で眠っている猫ちゃんを見つけたら、そっと近づいて肩に乗ってもらう準備をしましょう。猫ちゃんが下に降りたいときに、間接的に肩に乗ってくれる可能性があります。

これは物凄く忍耐力が要りますが、肩に乗ってもらうためには我慢も必要です。

リラックスをする

猫ちゃんと気持ちを通わすためにも、一対一で挑みましょう。安心すると猫ちゃんは飼い主さんのそばで眠くなってきます。

ちょっとずつスキンシップをとり、いっぱい撫でてあげましょう。至れり尽くせりな猫ちゃんは更に気持ちよくなり、飼い主さんの誘導にも乗ってきてくれるかもしれません。

しかし強制に乗せるという行為は絶対にしないであげてください。猫は自分の意志で物事が進まないことを極端に嫌います。一度でも嫌な気持ちになってしまうと、抱っこなども嫌いになってしまうことがあるので注意しましょう。

得があることを教える

肩に乗るといいことがあるんだよ、ということを教えてあげましょう。おやつをあげることが効果的かもしれません。

繰り返し行うことで、肩に乗ったらおやつが貰えるという気持ちが芽生えます。

まとめ

肩に乗るという行為は特別感があり、猫ちゃんとのきずなの深さを感じることが出来ます。

しかしながら全ての猫ちゃんが肩に乗ってくれる訳ではなく、乗らない猫ちゃんは乗らない猫ちゃんなりの飼い主さんへの愛情表現があることを忘れないであげてください。

それぞれの猫ちゃんの特徴や気持ちを理解して、さらにきずなを深めていってくださいね!